今、肩関節障害がなぜ起きやすいのか?④

前回の続きです!

烏口肩峰アーチイラスト
肩関節障害の施術

肩関節の施術で考慮に入れる必要があるのが、この烏口肩峰アーチである。
真横(外転)だとこのアーチが低いのでインピンジメントが起きやすく、少し前方だとこのアーチが高いので上げやすくなります。

これは、解剖学的な要素の一つに過ぎませんが、このような解剖学的・生体力学的な要素を頭に入れながら、施術を以下の順にすると改善への道が近くなることがわかっています。

KIZU式関節周囲炎治療プロトコル
対応期:急性期後期〜拘縮期〜回復期

施術プラン:

①肩甲骨の位置・上腕骨との位置 調整
②アウターマッスルの解除
③インナーマッスルの強化
④フィードフォワードトレーニング

肩の障害でお悩みの方は、我慢せずに是非一度ご相談くださいませ。

院長 木津直昭

*参考資料:筋骨格系のキネシオロジー(医歯薬出版)Donald A.Neumann (著)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする


コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です