臨床ファイル:胸の痛みと腕のしびれとだるさ(変形性頚椎症)

35歳 女性 事務職

症状:胸の痛みと腕のしびれとだるさ(変形性頚椎症)

 

2年前に、会社で覗き込むような体勢(デスク環境上仕方がなかった)

 

でPCを使用していた。徐々に体調を崩し、首から腕にかけての痛みが出現する

 

その後、症状は悪化し、胸を刺すような痛みと呼吸が苦しくなり、

 

右胸から腕にかけて痛みが放散するようになる。

 

脳神経外科でレントゲン検査してもらうと

 

変形性頚椎症の診断で、仕事を休むことになる。

 

その後、静養するが症状は変化なく

 

友人の紹介でKIZUカイロプラクティックに来院する。

 

分析:

 

姿勢検査では、猫背・巻き肩状態であり、立位では、反り腰であった。

 

整形外科テストでは、ライトテストで陽性となり

 

胸郭出口において何らかの圧迫が生じていた。

 

頚椎可動域では、ストレートネック状態のため

 

全ての可動域が減少し、後屈では痛みをともなう。

 

特に、下部頚椎の可動性が失われていた。

 

また、猫背・巻き肩のため、呼吸も浅くなり深呼吸できない状態。

 

施術:

 

先ず、長い期間 猫背・巻き肩であったため、身体の前部の筋群のリリースを

 

中心に施術する。特に頚部前部筋群(SCM)と横隔膜にアプローチ行う。

 

その後、肩甲骨の動きを改善させ、肩甲骨下制筋の強化を行う。

 

同時に体幹の強化も行う。

 

15回の施術で痛み評価(VASが10から3)が改善したので

 

聖路加国際病院にて精査(レントゲン撮影など)をリファーする。

 

レントゲンにて椎間板の広がりが確認される。

 

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xray1612082015.12.8

 

潰れていた、C3−4−5間において改善が確認できる。

 

頚椎の変形も改善しているのは驚きである。

 

今回のケースは頚椎は、通常約5キロの頭部を支えているが、

 

前傾姿勢が深くなればなるほど、力学上その負担は、2−3倍と増えていく。

 

結果、頚椎の変形をもたらしたと考えられる。

 

整形外科医師より加療の指示を頂き、経過観察をしながら

 

施術を継続する。

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