よくある腰痛のパターンとは?腰痛簡単セルフケア法!其の2
前々回のブログで取り上げたように
腰痛は、あるパターンで発症しているケースが多いのです。
そのケースというのが筋肉のアンバランスによるもので、
「下部交差症候群」という状態です。
この身体の特徴的なパターンを治せばいいのですが
前回は Tight (固まった筋群):腸腰筋、腰部の脊柱起立筋
に対してのアプローチ法でした。
今回は、Weak (弱くなった筋群):殿筋、腹筋群(特に腹横筋)
へのアプローチです。
まず、上向きになり足を肩幅に広げます。
ステップ①
そこからお尻を上にあげていきますが、
下写真のように
お尻があがり→お腹に力が入り→腰があがり→カラダを大腿が一直線
この状態で、10秒間キープして、これを5回繰り返します。
お尻を下ろすときはドスンと落とさずにゆっくり行います。
この状態がキープできるようになったら
弱っていたコアな筋群が強化されています。
次は、さらに強化したい人の為のグレードアップ
エクササイズになります。
ステップ②
太ももと太ももの間に空気を少し抜いた
直径20センチのバランスボールを挟みます。
*ボールは膝で挟むのではなく、股で挟むイメージです。
この状態から両腕を天井に向かって伸ばします。
この時に、肩に力が入らないように注意してください。
この状態で①と同じように10秒静止して、5回繰り返します。
②をしていて、左右にぶれずに楽にできるようになったら
次のグレードに進みます。
ステップ③
②の状態から、片足を上げ、カラダと一直線になるように
遠くに伸ばしていきます。足先を持ち上げるというより
遠くに伸ばすイメージが合っています。
このエクササイズは、カラダのコアな部分が
安定していないとできませんので、初めからスムーズにできなくても
がっかりする事はありません。
日々訓練することにより徐々に体幹が安定して
ぶれないようになります。
このエクササイズが左右の足ともぶれずにできるようになると
骨盤から腰にかけて安定強化され、究極の腰痛予防になります!
*このエクササイズをしていて、痛みや違和感を感じた場合は
すぐに中止して、JCR登録カイロプラクターや専門医にみてもらいましょう!