夏休みに思う、村上春樹さんについて
いつかは語りたいと思っていた小説家。
そう、今回は、村上春樹さんについて僕なりの意見や感想を
綴ってみたいと思います。
村上春樹さんの書籍に初めて出会ったのは、大学2年生の時です。
「羊をめぐる冒険」何回読んだことでしょうか?
その時代の自分にとって、とても魅力的なフレーズが多く
他の書籍も読んでみたくなったことを思い出します。
そして、「風の歌を聴け」など初期の作品を
立て続けに読んだ記憶があります。
村上春樹さんの作品は、ほとんど読んでいますが、
なぜか夏休みになると、読みたくなります。
それもプールサイドで、ビールを飲みながらが最高です!
なぜこのシチュエーションがいいのか?自問してみると
きっと別世界に連れってくれるからだと思います。
ということで今年は、「職業としての小説家」
という長編エッセイをチョイスしました。
村上春樹さんご自身のこと、小説のこと
が実直に書かれていて、いつもの村上小説のような、人生の啓蒙本のような
とても興味深い書籍でした。中でも、小説家になろうと決めた
神宮球場の芝生の上で舞い降りてきたというところは
村上さんが、チノパン(バニューダーパンツ)とTシャツで(すべて推測・・)
外野の寝転ぶ情景が目に浮かび、ウキウキした気分になりました。
そうなので。このウキウキ気分を味わうことができるのが
村上春樹さんの作品なのです。
また、村上さんが、小説家になる前に千駄ヶ谷で
バーを開業していたとは、驚きました。(行きたかった・・)
村上さんが店主のバーにもきっと
美味しいオムレツがメニューにあったのでしょうか。
ところで、大ベストセラーとなった、ノルウェーの森は、
僕の中ではあまり好きな作品ではありません。
この作品を作る前に、スランプに落ちたのではと
一人で考えておりましたが・・・違ったようです。
続きはまた