トヨタの凄さ!姿勢へのこだわり
27兆円
この数字なんだかわかりますか?
そうです。あのトヨタ自動車の2015年3月期の連結売上高です。
その世界のトヨタが取り入れているシステムを
初めて耳にした時に感動いたしました!
それは、生産ラインにおける 作業員の姿勢の改善を計り
産業効率を向上させたのです。簡単に言えば、
中腰で作業していた姿勢を腰の負担が軽い状態に
ライン自体を変化させたのです。
そんなトヨタの凄さを自分の目で確かめるために、
先日、名古屋にあるトヨタ自動車工場を視察に行って参りました。
トヨタはサラナル進化を遂げていました。
それは「らくらくシート」というもので、
車の中の細かい作業をするには、無理な体勢になりがちです。
その姿勢を軽減するために、座った状態で、
車の中に移動して作業できるのです。(下写真の向かって左端)
またそれには、「ドアレス工法」という、塗装過程で一度
装着しているドアを一回取り外していることも見逃せません。
これらのトヨタの姿勢へのこだわりは、結果、腰への負担へ減り
作業のパフォーマンスが向上させ、社員は健康になり、
会社は産業効率の改善による恩恵を受けたのです。
辛い姿勢で作業すれば、集中しにくく、ミスも起きやすくなるし、
社員の身体に負担はかけていることは、自ずと察しがつきます。
それを実現させてしまうのがトヨタの凄さなのです。
余談になりますが、トヨタ本社建物は、上写真のように
四角形ではなくカーブした形状を採用しています。
これは、社員同士が廊下の角でぶつからないように
先が見えるよう設計してあるからなのです。
従業員を想う気持ち=会社の繁栄
まさしくトヨタの企業理念と一致するのです!
世界のトヨタ自動車さんに感謝です!