そもそも姿勢が悪いと何がいけないの?
姿勢が悪くても、痛みはないし
姿勢が悪くても、特に何も困っていないし
って思われたことありませんか?
子供の時に親に「肘をついて食事しない!」
「背筋伸ばしなさい!」
「食べた後、すぐに横になると牛になるよ!」とか
言われたことないでしょうか?
でも子供の頃は意味がわからないけど
親や先生に叱られるから、とりあえず姿勢直してみた。
そんな幼少時代を過ごした方が多いのではないでしょうか?
そこで「そもそも姿勢が悪いと何がいけないの?」
人間の身体は、脳から脊髄にかけて、頭蓋骨と背骨に覆われています。
その脳からの指令は、神経を介して脊髄を通って枝分かれして
各器官に届けられます。その時に背骨の間の
神経孔というトンネルを通ります。
このトンネルは、背骨の正常な動きには対応できるように出来ていますが
あるボーダーラインを超えた動きには、対応できず、
このトンネルを狭くしたり、その近辺の靭帯にぶつかったり
椎間板が悪さをしたいして、神経自体を圧迫したりして、
その神経支配領域では、機能低下が起きます。
結果、血流を悪くさせたりして、筋肉や関節だけではなく、
内臓の機能も低下するのです。
これらは姿勢を悪くしてすぐには、痛みとなって現れません。
「蓄積」してからサインを送るのです。
それが痛み・しびれ・こりというサインなのです。
「これ以上、歪みが固定されると大変だよ!」と教えてくれているのです。
だから早いうちから、姿勢に気をつけて、
歪みが蓄積しないようにするのが肝心なのです。
人間のカラダは、頭蓋骨から背骨は、神経を守ることと
同時に一流のアスリートのように俊敏で華麗な動きも可能にしています。
守るだけでは、ASIMO君のようなロボットのような動きになってしまいます。
言い換えれば、この保護と可動機能を併せ持つことが
実は神経の圧迫などを起こす原因でもあるのです。
正しい姿勢は、そのリスクを最小限におさえられるのです!
姿勢の重要性について、小学校の時に授業で
教えるべきなのだと思います。
正しい気をつけと前倣えを!