今日からできる。セルフ座り方矯正法
長時間座る仕事をしていると、身体に負担がかかる・・・という事はご存知だと思います。
そこで、今回は、自分で出来る。カンタン座り方矯正の方法です。座り方を変えるには、まず自分の背骨の状態を自覚しながら
修正していきましょう!
まず、下イラストのように大胆に猫背にしてみましょう!
その時、腰あたりの背骨に手を当てて背骨が丸まるのを感じましょう。
次に
腰をできるだけ反って「反り腰」にしてみましょう!
手を当てた腰骨が中に入るのを感じましょう。
もう一度おさらいです。
猫背から、反り腰(そりごし)です。
この状態が、以下の模型の猫背と反り腰の時の椎間板の変化です。
(真ん中にある黄色いスポンジが椎間板です)
正常なカーブをしているときは、椎間板のふたんが少ないことが
見てわかると思います。
猫背の状態は、椎間板の「前の部分」に圧力がかかっていると思いませんか?
この状態でいると、椎間板ヘルニアになりやすくなります・・・
反り腰(そりごし)の状態は、椎間板(ついかんばん)の「後ろの部分」に圧力がかかっています。
この状態でいると、腰の関節(脊椎)や筋肉に負担がかかります。
猫背、反り腰、どちらも椎間板、腰の関節や筋肉に負担がかかっている事がわかったと思います。
腰のヘルニアになるとはじめは下肢のかゆみが出たりします。
さらに、しびれや、ピリピリした痛みが出たりまします。人によって感じ方は違いますが、
痛みや不調を感じるわけです。
次に、正常なカーブを感じてみましょう!
正しい姿勢(背骨のカーブ)は、そのおもっきり反った状態から、少しずつ緩めていき猫背と反り腰の中間で止めます。
これを下の写真のように足を大きく開いて行うと
骨盤が立った感覚になります。
この状態の時に下腹に力が何気なく入る感じがします。
その下腹に力が入った状態を感じながら、開いた足を戻します。
これがセルフ座り方矯正法です(またの名をパワーハウス座り!)
オフィイスの椅子が合わない時には、この骨盤を立てた座り方がやりにくい時があります。
その時には、下写真のように坐骨下にタオルをひくと
骨盤が立ちやすくなります。
特にパソコン作業の時に効果的です。
このタオルを入れたり、抜いたりして、ときどき、姿勢を変えるのも長時間すわる時には必要です!!
★パワーハウス座りのやり方
足を大きく開き、背骨に手を当て、背中を一度大きく丸め、背骨が出てくるのを手で感じて、次に腰を反らすようにして背骨が反って行くのを手で触れます。
そして徐々に反った腰を緩めていき、その中間で止める。
ぜひ、自分でやってみてください。普段の座る姿勢ひとつで、軽度な腰痛や、
肩こりなどの症状が改善する可能性があります。
但し、あくまでこれらのリセット法は一般的な状態を改善させるものであり、
症状が重い状態など身体の歪みが強い状態のときには、
背骨や骨盤の矯正が必要なことも付け加えておきます。
もちろんですが、どうしても痛みが取れない・・・
というときは、KIZUカイロプラクティックまでご連絡くださいませ!!