こんなに変わる!「ぎっくり腰」施術
症例ケース:急性腰痛 60歳 男性
2日前より、椅子から立つ時に痛み始め、その後寝返りもできなくなり、前に曲げられない状態で来院する。以前にもぎっくり腰を何度か発症しているとのことであった。
ROM検査では、前屈はほとんどできず、左腰部に激痛があり、左側屈でも左腰部に痛み。その他の方向への動きは痛くない状態であった。初回の検査で腸腰筋の緊張具合を触ると、左腸腰筋の緊張が強く周囲の筋膜が固まっている印象であった。施術は、この筋膜にフォーカスしたリリースを行い、次に左股関節の大腿骨頭が前方へ動揺している歪みを改善させる。この作業を交互に3回ほど繰り返すことにより症状は徐々に回復し、寝返りでも痛みがなくなる。
その後、立ってもらい動きをチェックすると、先ほどあった前屈と左側屈での痛みは消失した。
以下動画から、施術前の動きと施術後の改善した、前屈と側屈を見ることがきます。
考察:急性の腰痛(ぎっくり腰)は、立てない状態の時には、自宅で安静が基本です。しかし、立つ歩くが少しでも可能になったら、適切な施術をすることにより早期改善が可能な症状です。
*以下急性時の自宅での対処法を参考にしてください。