パソコンやスマホをしているとなぜ肩こりが起きるのか?それは◯◯の位置で決まる!
パソコンやスマホをしているとなぜ肩こりが起きるのか?
それは頭の位置で決まる。
頭が重心の前方にくれば、首から肩への筋肉が緊張して肩が凝るのである。
上の写真ような姿勢でスマホをしていると、首から肩の筋肉で5キロあるだろう頭を支えねばなりません。
そればかりではなく、首のカーブはストレート状態です。
(ストレートネックは下の骨模型図イラストの赤いラインのようにになる)
首を回したり、前後に曲げたりが不自由になります。
結果、寝違えをしたり、ちょっとしたことで痛めたりする事も少なくありません。
また、頸椎の後ろ側には大切な「脊髄」があり、そこから枝分かれした神経が出ています。
その神経が通る穴(神経孔)があるのですが、ストレートネック状態になるとこの穴の形状も変形する事になります。
結果、神経に触れたり圧迫したりすることにより手や腕がしびれたりするのです。
この時に身体では、以下のイラストのような変化が起きていることが多く見受けられます。
この状態は、上部交差症候群と言われて、交差した筋肉の使い方をすることからこのような名称が付けられています。
弱い筋:首の前の筋群(深部)、肩甲骨を下げる筋群
固い筋:肩甲骨を上げる筋群、胸の前の筋群
この状態を改善するには、まずスマホの使い方、見方を修正しましょう!
以下の写真のように肘の下に反対側の手の甲を上にして胸の前に置き、
その上に肘を載せるように置いて、目線を上げます。
この時に持っている手が肘から手首にかけて一直線になると、
肩の力も抜け首や肩が凝りにくくなります。
*先ほどの固まった筋群が癒着した場合や弱くなって筋群が弱くなりすぎた場合には、この修正した姿勢も出来なくなる場合があります。
そのような状態になり痛みやしびれがある場合は無理はせずに専門家にみてもらうことをオススメいたします!