抗重力ランニングNo.4 (ニュートラル走法:肩甲骨編)
先日、城西高校にて抗重力ランニング走り方セミナーを
開催させて頂きました。
昨年12月、今年2月、4月、そして今回が4回目です。
今回は、肩甲骨の使い方について講義いたしました。
なぜ、今回、肩甲骨の使い方をテーマにしようとしたのか?
今までに側方からと前後からの動画を数回撮っています。
その動画分析をしていて気がついたのが、上半身の使い方だったのです。
今までの講義の中で抗重力では、体幹ニュートラルが大事であると
強調してきました。結果生徒たちは体幹というと、
骨盤ばかりに目が奪われがちになってしまったようなのです。
体幹を使って身体をニュートラルに維持するには
肩甲骨がとても重要なのです。
昨年12月から半年以上経過しましたが、嬉しいことに
下グラフにあるようにタイムが伸びてきている
選手が多数出てきています!
グラフ作成:佐々木 空Ph.D.
ただ反面、怪我をして思った走りができない生徒もおります。
グラフを見れば明らかですが、痛みがある人はタイムが伸びていなくて
痛みがない人は、全員タイムが伸びていることがわかります。
そこで次回は、怪我しない身体の作り方&治し方について
講義できたらと考えております。
これから夏合宿があります。ここで鍛え抜かれた選手が伸びるのだと思います。
アトランタオリンピックマラソン日本代表 実井謙二郎コーチと
生徒たちの情熱に負けないように、どうすればタイムが伸びるかを考え
研究・提案していこうと思っています!
城西高校陸上部長距離顧問の砂子先生・実井先生
いつもありがとうございます!
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