よくある腰痛のパターンとは?腰痛簡単セルフケア法!其の1
先ず、腰の痛みですが、「ギックリ腰」のような急性症状と
長期に渡って痛みが増減する慢性症状があります。
とはいえ、慢性症状でも、腰痛の原因はたくさんあります。
その中で、頻度の多い筋肉のアンバランスで起きる腰痛のセルフケア法です。
24年の臨床の中で、あるパターンで腰痛を発症させている
ケースが多いことがわかっています。ではそのパターンとは?
筋肉のアンバランスによるもので、以下のような
「下部交差症候群」という状態です。
この身体の特徴的なパターンを治せばいいのです。
Tight (固まった筋群):腸腰筋、腰部の脊柱起立筋
Weak (弱くなった筋群):殿筋、腹筋群(特に腹横筋)
固まった筋群にはストレッチをします。
①先ず、腸腰筋筋を緩めます。
片膝着いた状態から、後ろ足の付け根を伸ばしていきます。
呼吸吐きながら左右5回ずつ
次に腰部筋ストレッチの前に腰を少し緩めてから行います。
②下の写真のように両手の親指で、背骨の筋肉を左右で押さえ
(下から順番に3箇所行う)
フラフープするようなイメージで体を回しながら、緩めます。
③次に腰部のストレッチです。
反対腕で、伸ばす側の手首を持ち、斜め前方へ伸ばしていきます。
上方に引っ張り出すように伸ばすと効果的です。
この時、伸ばされる側の骨盤をお腹に力を入れて固定するようにすると
腰の筋肉がより伸びるのを感じられます!
①−③の順番で気持ちいいぐらいにストレッチしましょう!
もし痛みや違和感がある場合は、すみやかに運動は中止し
JCR登録カイロプラクターまたは医師に相談しましょう!
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター
次回は、弱い側の筋肉たちの強化法を取り上げます!