膝の治療で大切なこと

膝の関節は脛骨と腓骨と膝蓋骨いう3つの骨で構成されていて、

その周りを靭帯や筋肉が覆っております。

また下方では足関節とのつながり、上方では大腿骨との関節があります。

その関節間には半月板というクッションの役割をしたものが存在しています。

 

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膝の関節にとって重要なのは、それら全体(全身)のつながりです。

骨盤・大腿骨・膝関節・足関節そしてその上に乗る腰椎といった連動と

長年のからだの使い方や筋力の低下が膝の痛みの原因になります。

その連動の崩れ(からだのゆがみ)は

関節の軸の崩れから発生しているのです。

例えば、膝関節を伸展していく(伸ばしていく)と、

最終伸展時(足が伸びた時) にscrewhomemovement(SHM)

と呼ばれる 下腿の外旋運動(外側にまわる)が起きます。

しかし、膝の変形が起きたり、膝裏の筋肉が拘縮したりすると

この動作が起きずに大腿骨や足関節がその動きを代償したりすること

により他の障害(O脚や股関節の障害・外反拇指やへん平足など)

を生むことにもなります。

またこの大腿骨の動きを制限させるのが、

骨盤の傾斜です。

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特に歩行時の骨盤の後傾は大腿骨の自然な内旋を妨げたり、

無理なSHMをさせようとしたりして、

様々な運動連鎖の乱れを呼ぶことになります。

このように膝の痛みにとって重要なのは両足から

背骨・骨盤にかけての繋がった自然な動きです。

それには関節軸を整える必要があるのです。

地面からの力をできるだけからだの軸(中心)に集まるようにし、

歩行時に膝関節が正常に機能できるように

方向づけを行う施術が効果的なのです。

 

症例:69歳女性 半月板損傷(患者感想文)

半月板損傷で、ひざの痛みが治まらず、友人の紹介でいくつかの治療を試しましたが、ひざの痛みと歩行時の不自由さが改善されず半ば諦めておりました。

その様な時に吉木先生(よしき皮膚科クリニック銀座)の紹介を受けて木津先生に診て頂くことになりました。

通院して間もなくひざの痛みも軽減され、痛みについて細かく聞いてくださりながらの施術で、気持ちの面でも救われました。

2ヶ月ほどの通院になりますが、就寝中のひざの痛み、歩行時の痛み、バス等の乗降の際の不自由さもお陰様で、これまで通りの日常を取り戻すことが出来ました。

水中ウォーキングもはじめました。

落ち込む日々を過ごしておりました事が払拭されて先生には感謝の言葉しかありません。

これからもご指導宜しくお願い致します。

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膝関節の痛みや違和感についての施術法は以下をご覧ください。

ひざ関節軸調整法について

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