2018年 新年の抱負
昨年度は、KIZUカイロプラクティック本院、ANNEX、二子玉川)
並びに、EDO鍼灸マッサージをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年がスタートした今、当院、KIZUカイロプラクティック本院の
昨年度の実情や反省、そして今年の抱負について
以下の2点に絞ってお話させて頂きます。
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①デスクワーカーケアセンター
②本院の治療システム
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①デスクワーカーケアセンター
昨年度は、働き方改革という追い風もあり
会社が社員の健康に目を向け、
座り姿勢セミナーや座り姿勢コンサルティングに
積極的に取り入れて頂いた企業様が数社ありました。
また、社内にデスクワーカーケアセンターを開設して頂いた
企業様も3社ございました。
会社向けセミナーを20社ほどさせて頂き、
社員の約80%以上が肩こり、
約60%の方が腰痛など、様々な症状を自覚していること、
椅子や机に関するデスク環境設定の必要性、
仕事の合間を縫って治療にはなかなか行けない実情など、
社員様の生の声を聞いて
このビジネスモデルの発展性を強く感じた一年でもありました。
今年も企業様向けに座り姿勢セミナーやコンサルティングを提案し
働き方改革の一助になるように、そして辛い痛みにならないような方法を
多くの方に広めて行きたいと考えております。
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デスクワーカーケアセンター導入企業さま
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②本院の治療システム
KIZUカイロプラクティック本院は、今年で26年目を迎えます。
今まで行ってきた治療システムを、今年は一度リセットして
ゼロからのスタートとして位置付けしたいと考えております。
理由は、スタッフの独立開業です。
当院のスタッフは、10年以上一緒に働いてくれているスタッフばかりです。
私の立場 から言うのも何ですが、、とても優秀であります。
その中で、本院で10年以上在籍してくれた、松本智由先生、徳田航平先生が
この3月一杯で退職となり、二人で4月から開業することになりました。
松本先生は1年間、非常勤として週に3日、KIZUカイロ本院に残りますが、
開業先との掛け持ちとなります。
とても寂しくなりますが、優秀な二人の先生の開業によって
他の地域でもすばらしい施術を受けることが可能となり
より多くの方の健康に寄与できるので、とても喜ばしいことでもあります。
但し、困ったことが一点ございます。それは
カイロプラクティック業界は、人材不足であります。
なぜなら法制化されていないのに、卒業までの期間は長く厳しいので
入学希望者が年々減少傾向にあることです。
仮に入学しても、4年間の間に勉強について行けないなどの理由で
辞めてしまう方も少なくありません。
新しい人材を確保するのが難しい業種になってしまっているのです。
カイロプラクティックの学校でWHO基準(世界保健機構)
のカリキュラムを組んでいるところは
現在、東京カイロプラクティックカレッジ(東京・新橋)一校だけです。
整体やカイロプラクティックの技術だけを提供する
短期養成校は多数ありますが、
当院では、WHO基準のカイロプラクティック教育を受けた人材を
募集しています。その結果、人材難なのです。
そこで本年4月より私自身が長年実現できたらと思っていたこと。
それは、専門的な人材を集め、筋骨格系の障害の研究、
症例のカンファレンスなど、カイロプラクティック業界に
欠けている部分を補い、全国から患者さんが集まるような
クリニックを目指して行こうと思っています。
詳細については、後日発表いたします。
現時点で決まっているのは以下の通りです。(敬略)
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五十嵐 由樹(ケイズカイロプラクティック)
佐々木 空(リガーレカイロプラクティック)
原田 勇人(ライフプラスカイロプラクティック)
竹中 伸太郎
松本 智由
木津 直昭
上記5人のカイロプラクターによる構成になります。
非常勤の先生が増えますが、定期的なカンファレンスによる症例の共有
院内の内装を一変し研究スペースを設け、
他の専門家(医師や研究者)のご協力も得て
研究と臨床との両立、そしてその相乗効果を目指そうと考えております。
戌年の2018年は、KIZUカイロプラクティックの進化にご期待くださいませ。
今年も皆様の健康に寄与できるように日々精進いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2018年1月3日
KIZUカイロプラクティック
本院院長 木津直昭