「気をつけ」と「前倣え」が◯◯の原因って本当?!!
以前、腰痛で来られた大学生が言っていました。
「小学校時代に気をつけの姿勢を褒められたから」
「その気をつけの姿勢をいつもとっていました」
立位姿勢をチェックすると、背筋が伸びて一見良い姿勢に見えるのですが
残念ながら反り過ぎでした。その「反り腰」が原因で慢性的な痛みが続いていたのです。
*下記の写真は、来院された 10歳のお子さんです。何気なく学校で行う
①「気をつけ」と②「前へ倣え」をしてもらいました。
すると以下の写真ような姿勢になりました。
写真①「気をつけ」:体幹の筋肉が弱い状態で気をつけをすると腰が反ります。これが年齢を重ねてからの「反り腰」の原型になっているのではないでしょうか?
写真②「前へ倣え」:これは、気をつけより更に反り腰にさせてしまいます。腰を反らないように「前へ倣え」をする等という講義を受けていれば別ですが、おそらく誰もそのような講義は受けたことがないと思います。
「休め」:皆さんは休めと言えば、体重を片足に載せます。結果、筋肉は働かないのですが、関節など組織には負担をかけているのです。結果、身体は休めていないのです。
昔から日本の学校では朝礼というものがあります。
現在でも少なからず存在していると思うのですが、
この朝礼で行う、「気をつけ」「前へ倣え」「休め」の姿勢を
覚えていらっしゃると思います。覚えていると言うよりか。
身体に染み付いているのではないでしょうか?
しかし、この何も考えず行ってきた朝礼の姿勢が間違った
「姿勢の定義」というものを作っているとしたら
これは“オオゴト”だと思いませんか?
ちなみに、この小学生ですが、施術して2週間後には
下の写真のように正しい気をつけと前倣えができるようになりました!
学校関係者(特に小学校)の方で、この記事にご興味ある方は
是非ご連絡ください。朝礼チェック出張いたします!
姿勢の改善の必要性について
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