走り方を変えてベストタイムを縮めよう!抗重力ランニングとは?
新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
しかし、青山学院、強い!凄いですね〜
今年こそはジョギング始めるぞ〜
今年はマラソン始めるぞ〜(東京マラソン当たってしまった!とか)
今年はとにかくベストタイムを縮めてやる〜
と思われている方々へ
昨年、12月に高校陸上部の長距離選手に向けて
「走り方セミナー」を開催しました。
講義では「抗重力ランニング」についての座学と、動作分析を交え、
実際に講義前後に走ってもらい、違いを感じてもらう実践型セミナーでした。
では、この「抗重力ランニング」って?
抗重力すなわち
重力に勝つ!
皆さんも聞いた事があると思うのですが
人間には、誰でも足底アーチや骨盤アーチなどの
アーチ構造が備わっています。
こららの機能を使えば、抗重力ランニングが可能なのです。
例えば体重60キロに人は、以下のイラストのように、
地面に向けて60キロの重力がかかっています。
この60キロの、重力を利用した
床反発力を使った走り方ができれば、身体は軽いはずなのです。
これは、「ニュートンの第三法則」より。
*ニュートンの第三法則
作用・反作用の法則のことである。
物体Aから物体Bに力を加えると、
物体Bから物体Aに、同じ作用線上で、
大きさが等しく、向きが反対の力がはたらく。
結果、以下のイラストのように60キロの床反発力が働くのです!
地面からの作用線身体の中心に揃えて行ければ、
床反発力は最大限に発揮されます。
床反発力を身体の中心に集めるには、
身体のぶれを少なくして走る必要があります。
身体のぶれをなくす=ロスが少なくなる=タイムが速くなる!
実は、アメリカではこれらの研究は進んでいて、
実際に足のつま先を角度を少し変えただけでも
100m走破すると約2ヤードの違いが出るなど、
走り方の影響は報告されています。
今月中旬に、12月の走り方セミナー受講後の陸上部選手たち
の成果を聞くことができます。
どんな「感想・反応」を聞けるのか今から楽しみです!
今年は、「抗重力ランンング」がアスリート特有の故障を予防し、
パフォーマンス向上に繋がることを行動姿勢研究会を通して
さらに研究を進めてまいります。